ミスターポスティングマン

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道路・川を挟んだポスティング

      2016/05/02   - 地図の使い方 ,

ポスタ「大きな川とか道路って移動がめんどくさいよね…」

ミスタ「そうだね。でも少し工夫すればめんどくささも少なくなるよ♪」

ルート設定の障害物がある時についてお話しましょう。

大きい道路・川などは、スムーズに移動するのを妨げてしまいます。いくら最短距離だからといって、大きい道路を何回も跨ぐというのは本末転倒になりかねません。

道路・川を挟んだポスティング前回と同じく、平地の区画の整然としたエリアを想定しています。ピンク色の所を配布エリア、ブルーの直線を道路・川といった障害物とします。A・B・C・Dは出発点です。最短距離のために大きい道路や川を跨いだときの時間のロスを算出してみましょう。

大きい道路の場合大きい道路を10回跨いだとして、その内、3回をフルタイム、4回をハーフタイム、3回をほぼ待ち時間なしとします。フルタイムの信号待ちを3分、ハーフタイムはその半分とします。この計算によると、少なくとも15分は時間をロスすることになります。

川の場合川はどんなサイズであれ、橋がなくては渡れません。川を5回渡るとして、橋まで移動するのに3分かかると計算すれば15分かかってしまいます。

このように、最短距離だからといって、道路や橋を渡るのは距離こそ最短であっても、時間は最短でない場合があります。最短の距離かつ最短の時間になるためにルート設定を見直さなくてはなりません。

道路・川を挟んだポスティング今回のような場合であれば、エリアを小さくまとめる方法があります。このように、イ・ロ・ハ・ニの小さなエリアに分けて、これを一つずつ計4つのエリアに分けることによって、道路や橋を跨ぐ回数を少なくすることができます。

距離こそ最短ではありませんが、時間は早くすることができるでしょう。距離の最短をとるなら、イ・ロ・ハ・ニの順で、川などを跨ぐ回数を少なくしたいときには、イ・ハ・ニ・ロの順など、場合によって使い分けるようにしましょう。

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