ミスターポスティングマン

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ルート設定を考える

      2016/05/02   - 地図の使い方 ,

ミスター「ポスタ、ルート設定は上手になったかな??」

ポスタ「自己流なんだけどね……なんかコツはないかなぁ?」

ポスティングにおいて一番大切なのはルートの設定です。

行き当たりばったりのポスティングでは早く配ることができません。早く、そして正確にポスティングできるよう今日はルートの設定について考えてみましょう。

まずは出発点から見てみましょう。どこを出発点に選べばよいでしょうか。必ずしも一番近いところが出発点となるわけではありません。大切なのは……

  • 地図を入手できるところ
  • 自転車を確保できるところ
  • 配布エリアに近いところ

この三つを兼ね備えたところが出発点として最適です。場合によっては「地図を既に持っている」や「自転車を使う気はない」などということもあるかもしれません。その場合は自分が一番重視していることから出発点を選ぶとよいでしょう。具体的な事例でみてみましょう。

ルート設定ピンク色の地域を配布エリア。平地で区画割りが整然としているエリアを想定しています。A・B・C・Dは駅などの出発点となる所を表しています。どこから出発すればよいでしょう。Bでしょうか?

Bは出発点からすぐ配布できるメリットがありますが、今回のようなエリアでは、A方向・C方向に行くために同じ道を通ることになってしまいます。配布忘れした場合にはよいかもしれませんが、同じ道を行き来するのは時間がかかってしまいますね。

A・Cを出発点にすれば一筆書きでエリアを回ることができます。最短ルートで配布できますが、配布忘れに注意が必要です。

Dのような配布エリアから離れた場所も無視することはできません。配布エリアが広く、徒歩では難しい時、そして他の出発点では自転車などが確保できないとき、Dのような場所でも役に立つ場合があります。

むしろ自転車や地図、そのほか重要な道具が入手できるなら少々の遠さは無視できるのがポスティングといえるでしょう。まとめてみましょう。

  • エリア小……Bを出発点
  • エリア中……A・Cを出発点
  • エリア大……Dを出発点

これに地図の有無を考えれば最適な出発点を選ぶことができるでしょう。

ポスタ「な~るほど!他にはコツないかなぁ??」

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